野口芳子(旧姓 柊木)
1949年7月7日生
E-mail noguchiy@mukogawa-u.ac.jp
専門はヨーロッパ民俗文化学でとくにグリム童話を中心とするドイツ伝承文学を民俗学、社会学、文学、歴史学、法学、ジェンダー学など多角的視点から学際的に研究しています。研究と教育の両方を楽しみ、ジェンダー学を取り入れた論文や著書を多数発表しています。講義をするのが大好きなので、講演会依頼にも積極的に応じている元気なグリム研究者です。
[職歴]
1983年 4月 |
武庫川女子大学 専任講師 |
1990年 4月 |
武庫川女子大学 文学部 助教授 |
1998年 4月 |
武庫川女子大学 文学部 教授 |
2016年 4月 |
武庫川女子大学 名誉教授 |
2017年 4月 〜2022年 3月 |
梅花女子大学大学院 文学研究科教授 |
[学歴]
1972年 3月 |
関西学院大学 文学部 独文学科 卒業 |
1974年 3月 |
関西学院大学大学院 修士課程ドイツ文学研究科 卒業 |
1977年12月 |
西ドイツ マールブルク大学大学院 博士課程 ヨーロッパ民俗文化学(Europaeische Ethnologie)研究科 卒業(国際ロータリークラブ財団奨学生として留学) |
同 |
文学博士(Dr.der Philosophie)の学位取得 |
[社会活動]
ドイツ文学・児童文学関係
- 日本独文学会会員 ― 会員(1974年 4月〜現在)
- 阪神ドイツ文学会 ― 会員(1974年 4月〜現在)
- 日本児童文学学会 ― 会員(2018年 9月〜現在)
グリム童話・グリム兄弟関係
- 日本グリム協会会員 ― 発起人(1989年 5月〜現在)
- ドイツグリム協会(Brueder Grimm Gesellschaft,Kassel) ― 会員(1992年 8月〜現在)、学術顧問(Wissenschaftlicher Rat)(2012年〜現在)
- グリムと民間伝承研究会 ― 会長(1994年 4月〜現在)
昔話・口承文芸関係
- 日本昔話学会 ― 委員(1991年 4月〜現在)、大会実行委員長(2010年)
- 国際口承文芸学会 ― 会員(2012年8月〜現在)
女性学・ジェンダー学関係
- 日本ジェンダ−学会 ― 常任理事(1997年 9月〜1999年 3月)、会長(2016年 1月〜2019年)、常任理事(2020年〜現在)
- 武庫川女子大学 女性学研究会 ― 会長(1999年 4月〜2018年)
- 日本女性学会 ― 会員(1998年 4月〜現在)
その他
- 日本学術振興会 科研費審査委員(2013年11月〜2015年 3月)
[表彰]
2014年10月31日 |
日本学術振興会より科学研究費助成事業において優秀審査員として表彰 |
競争的資金等の研究課題
- 日本独文学会研究叢書102号『グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像』(2014年10月) 日本独文学会から助成を受けて出版した学術叢書
- グリム童話を中心とするドイツ伝承文学におけるジェンダー/日本学術振興会: 科学研究費助成事業(2012年4月〜2015年3月)
- 『卒論を楽しもうーグリム童話で書く人文科学系の卒論』/武庫川女子大学: 出版補助制度(2011年4月〜2012年3月)
- 魔女とジェンダー/国際交流基金: 文化人招聘(国際会議等)事業(2004年9月〜2005年9月)
- 日本独文学会研究叢書050号『グリム・メルヒェン研究−その他多様なアプローチ』(2007年10月) 日本独文学会から助成を受けて出版した学術叢書
- 日本独文学会研究叢書151号『グリム・メディア・対話 −変容し活用されるドイツの民間伝承−』(2022年) 日本独文学会から助成を受けて出版した学術叢書